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目次

この記事の目次です。

1. 2006年12月27日現在のドラセナ(幸福の木)
2. 枯れたドラセナについて振り返る
3. 整理した内容を考察
4. 教訓

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参考
更新履歴

1. 2006年12月27日現在のドラセナ(幸福の木)

2006年12月27日現在の幸福の木(左)と完全に枯れた幸福の木(右)

現在、ドラセナ(幸福の木)は寒さに負けず相変わらず緑の葉が茂っています。 ところで、なぜ前のドラセナは枯れたのでしょうか?

育て方を換えたわけでもないですし、9月頃と暖かい時期から枯れ始めました。 今回は第1話で紹介した「完全に枯れたドラセナ」について、なぜ枯れたのか原因を考えてみることにしました。

2. 枯れたドラセナについて振り返る

もちろん素人が育てていたので、枯らす原因はたくさんあると思います。 しかしながら、コツコツ作業には自信があるのに、しかも愛情たっぷりで育てていたつもりなのになぜでしょう。(涙)

そこで、ドラセナの解説書などを参考に「理想の育て方」と「私の育て方」を比較してみて、問題点を考えてみることにしました。

次の表は、その比較した結果をまとめたものです。

表 ドラセナが枯れた原因の可能性
ポイント 育て方の理想 育て方の実際 判定
置き場所 明るい室内に置き、葉やけしやすいので、真夏は直射日光にあてない。 デスク用のランプを当てるようにしていた。直射日光は当ててない。 ○:問題なし
水やり 鉢土の表面が乾いたらすぐに水を与え、あげすぎに注意する。 常に、土は湿った状態をキープするように毎日管理していた。 ○:問題なし(※)
肥料 アンプルの場合は、2週間に1回程度液肥をあたえる。 大体2週間に1回程度でアンプルを交換していた。 ○:問題なし
越冬温度 越冬は8~10度以上必要で、出来れば15度以上を保つ。 4月から10月の間だったので、15度以上だったはず。 ○:問題なし
移植 5~9月頃に行う。 7月頃にハイドロボールから、100円均一で買ってきた観葉植物用の土に換えた。 ○:問題なし
用土 出来るだけ病害虫が発生あるいは発生していない用度を選ぶ。ハイドロボールなどは安全性が高い。 ハイドロよりも、土のほうが良いと考え100円均一で買ってきた観葉植物用の土に換えた。8月ごろから枯れ始めて10月の終わりごろには葉に緑はなくなった。 ×:病気発生
異変対処 現在痛んでいる箇所(変色している)は、病気の可能性あり、菌広がってしまうので切り取る。切り取ったらロウを塗っておく。 変色してきても自分のドラセナを傷つけるのが怖くてそのままにしていた。 △:処置不足

3. 整理した内容を考察

病気に犯された幸福の木

すると置き場所や水やり(※)、肥料、温度といったポイントは問題なかったようです。

おかしくなったのは、ハイドロボールよりも土のほうがすくすく育つだろうと考え、 観葉植物用の土に換えた後からでした。

そして、病気に犯されてもただ愛情を注ぐだけで応急処置が行われず枯れてしまったようです。

4. 教訓

用土もあやしい?

以上のことから、ドラセナを育てる上で、光の当て方、温度、水やり、肥料も大切だけど、 用土選びは重要であるということがいえるのではないでしょうか?(※)

また、病気などに犯されたときの応急対策を知っていたほうがよいのではないかと思いました。

次のレポート

幸福の木の育成体験の次のレポートです。

第4話―その後のドラセナ 2009.04.29

幸福の木の育て方の育成体験のレポートです。 今回は「第4話―その後のドラセナ」を掲載しています。第2話で新しく購入したドラセナが、その後どうなったのかを紹介いたします。

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参考

参考情報です。

幸福の木

幸福の木は、ドラセナの種類の1つのマッサンゲアナ呼ばれる観葉植物です。 他の観葉植物と比べ、成長度合いが遅いのが特徴で、幅もあまりとらなくて人気があります。

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ドラセナ

ドラセナは、他の観葉植物と比べ、成長度合いが遅いのが特徴で、幅もあまりとらなくて人気のある観葉植物の種類です。 代表的なドラセナには、幸福の木(マッサンゲアナ)が挙げられます。

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その後、気になったこと

※2013.2.26 追記
用土の問題のように書いてましたが、問題ないとしていた水やりが気になります。 用土を換えて水はけが悪くなり木を腐らせてしまった?という可能性も考えられます。

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トップ観葉植物辞典ドラセナ体験レポート第3話―ドラセナが枯れた原因は? 2006.12.27